尚志の100人_西村修次氏

西村 修次 氏 《1回生》
株式会社ファーストフーズ
代表取締役

大学生活が楽しくてつい6年間在学、一浪して入学していましたから社会人のスタートは同期より3年遅れてしまいました。
出遅れた分、同期と同じことをしていては追いつけないと思って起業を決意。大学時代のアルバイト先の冷凍ピラフのメーカーに6カ月間残ってこの業界での商売のノウハウを学び、冷凍食品を扱う㈱ファーストフーズを起こしました。

世間知らずの経営者でしたから、一緒に立ち上げに頑張ってくれた社員は大変だったと思います。自分も日々の仕事を通して成長したように思います。


起業した㈱ファーストフーズは、昨年、創業40周年を迎えた。豪放磊落、話をまた聞きたくなる魅力は、どこから生まれるのか。
抜きん出た発想力と行動力がその源かもしれない。

創業時の販路拡大、2度の倒産危機など、いろいろなことがありました。それを乗り越えてこられたのは胸に刻んだ信念があったからこそでした。人の評価で人を判断してはいけない、との思いです。
少年期から自分なりの正義、筋をきっちりと主張するタイプでした。中学時代、教師の日頃の言葉とは全く相反する行動に疑問を持ち声高に指摘したら問題児扱いされ、それまで仲が良かった友人たちが潮がひくようにいなくなってしまいました。多感な年頃でしたから、これは辛かったです。
中身を見ようともせずに人の評価だけで人を見ることがいかに愚かしいか、その証明をしたい気持ちがありました。換言すれば、反骨精神ですか。これがバネになりました。

社内ではよく「心のシワを増やそう」と言っています。脳にシワがあるように心にもシワがあります。人と対話し、行動することでそのシワは増えます。失敗を恐れずチャレンジし、あちらこちらの壁にぶつかることで角がとれ、人間の丸み、人間力が備わっていくのだと思います。
在校生のみなさんにも、二度とない青春時代にしかつくれない心のシワを刻んでほしいと願っています。脳のシワより心のシワの方が、人生にとっては大切なのですから。

(平成26年4月16日インタビュー取材)

株式会社ファーストフーズ
福島県福島市飯坂町平野字中荒田7-6